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2009年 03月 31日
ただいま、毎夜、ばんごはんを食べ終えたあとに、早川ユミさんの
種まきノートを、すこしずつ読んでいます。高知の山間の村で、暮 らしている人のお話です。 ちなみに、だんなさんは、陶芸家の小野哲平さん。義父はかんざし 匙などをつくられている小野セツローさんです。 文字通り、地に足のついた暮らしの営みからでてくる言葉を読んで いると、それだけで、なんだか心のなかがスーッとしてきます。 いろいろ気になる言葉だらけなので、メモしだしたらキリがないけ ど、昨晩、特に気になったのは「火」にまつわる話と「うつわ」に まつわるお話。 文章の前後を省いて書くのだけど… 前略) いま、世の中にはガスの火や、電気の火や、灯油の火 があるけれど、薪を焚くことは縄文以来の、変わらな い真実の火でもあるのです。 後略) 先日、ジェネレーションタイムス(僕史上最高のタブロイド誌)を 読み返し、ネイティブアメリカンのひとつ。ナバホ族の老婆の方の 記事に目がとまりました(前も止まったけど)。 彼女(彼ら)の目のまえに広がるのは、遙か一万年以上も前の先祖 が、アジア大陸から海を越えて渡ってきたときに見ていたであろう 同じ風景が、目の前に存在しているということ。 なんとうらやましいことなんだろう。そう思えたのですが、よく考 えてみれば、いま、火をおこし、薪や木をくべて目にする「火」も また、縄文以来の同じものなのだな。そう思うと、いまたき火がし たくてしょうがないのだ。 考えてみれば、昨年は、我が家の小さな裏庭で、七輪も、網焼きも せず過ごしてしまいました…。が、ぼくは、火を見ながらごはんを 食べるのが好きなのだ!と思い出しました(ぞ)。 火を前にして、じーっとしていると、いろんなことに素直になれる そんな気がするのです。今年は「火」で、ごはんなのだ! それと、昨晩、読んだ部分で、気になったのは、 「うつわ」の、くだりなのだ。 少し余談になるけど… 先日、ユウの誕生日には、いろんな人からの贈りものが届き、 何やら、ユウよりもぼくの方がワクワクしてしまったのだ。 どれも、いろんな思いがこめれているんだなぁと、手にしながら、 (ってぼく宛じゃないのに)「ありがたいねぇ、うれしいねぇ」 と言いながら、見たり、飾ったり。 そして、読谷で出会って、ごはんを食べ合っていた同世代夫婦の のぶちゃん、なっちゃんからは、うつわ職人の、のぶちゃんの器 と、なっちゃんのけしごむはんこ(はんこの師匠なのです)! まかい(ごはん茶碗)づくりが好きな、のぶちゃんによる「まか い」。ごはんは、日々炊き、いただくもの。なので、必然的に、 のぶちゃんのまかいを手にしていただきます。 ふしぎなことに、どんなにドタバタとしていても、そのごはん茶 碗(まかい)を手にすると、気もちが、スーッと穏やかになるです。 それは作り手を知っているからとかではなくて、なんか違うモノが 作用している。そんな気がしていました。 こんな思いをもっていたので、いま読んでいる「種まきノート」の このくだりを読んだとき、ハッとしたのでした。 前略) うつわは、ただモノであるのだけれど、わたしたちは、 そのなかに、つくり手のいのちや、たましいをも感じ てしまうのはなぜでしょう。 見えないけれど、確かなものを信じて、祈りながらも のつくりするひとのこころのありようが、そこにこめ られているからではないでしょうか。 後略) 哲平さんのうつわを手にしたことはないのですが、心のどこか奥の 方にあるのは、のぶちゃんのうつわを手にしたときと同じなんじゃ ないかなぁ、と思いました。 いつか哲平さんのうつわも、手にしてみたいです。 って、その前に… のぶちゃんのうつわは、沖縄県内では、宜野湾の「オウチ。」で。 東京では、月二回の工房での販売、そして「黄色い鳥器店」で手に することができるようですぞ。 のぶちゃん、なっちゃんにも、会いたくなってきたなぁ。 って、のぶちゃん、なっちゃん。 今週末は、大将とごはんするよ(たぶん)。 食べにおいでよーなのでした。 さぁ、コンペ(仕事)だ。 もろもろ制作物だ! さぁ、一生懸命がんばろう!エイエイオー。 by kurokawanwan | 2009-03-31 10:22 | 読書部
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