植村直己さんが語ったいろんなお話を、テーマごとに記された本を読みました。
自然のなかで、そして自分しか頼ることの出来ないなかで会得した数々のお話。
生きるための知恵みたいなモノがぎっしりつまった一冊です。
「歩く」「退く」「眠る」など、自然のなかで行動するといった、人間が本来持つている自然な行動パターンの話しから「アザラシの解体」や「ジャコウ牛」など
ちょっと普段の生活ではふれることの出来ない世界の話しなどが書かれています。
ひとつひとつが、短く、読みやすくまとめられているので、
植村直己にふれたことのない人でも、とっつきやすく読みやすい本だと思いました。
ボクはワンゲル出身なので、彼の本は読んできたつもりなのですが、
この本は読んだことありませんでした。
ナマケモノ工房の伊藤さんから借してもらった一冊です。
植村直己の視点で、モノゴトを見る。
かなりおもしろかったです。
どこかみどりの多い場所に出かけてみたくなりました。
書名:植村直己の冒険学校
著作:植村直己
出版:文春文庫ビジュアル版
価格:680円(税込み)