これまで34年間、ほぼ「月〜金+土・日・祝」という
リズムで生きてきましたが、
この2月からは、自分たちでそのリズムをつくり、
そして刻むんだなぁと、思うことがしばしばあります。
そのひとつが、これまで休みだと思っていた日に仕事をすること。
今日も、仕事をしています。が、これがなかなかいい感じかも。
自分でリズムを作るって、自分自身に正直なような気がしていいかも。
そんな風に思いながら、パソコンにむかっていると…。
ピンポーン。家のチャイムがなりました。
出てみると宅急便屋さんです。
受け取った箱の送り先主は、大学時代、一緒に山登りをしていた
たたら君(って普段は呼びすてにしてるけど…)からでした。
なかみは、なんと開業祝い。
その気持ちがとってもうれしくなりました。
早速、ユウに報告。
ユウも仕事を中断して、一緒に開けてみました。
なかには手紙と、大中小と3つの箱。
それぞれに、シンプルな包みがしてあります。
おぉぉ、いいねぇ。
開ける前からドキドキします。
そして、ひとつずつ開けてみると。
ペンのトレー(ほしいなぁと思ってたところ!)
めがねケース、そしてペーパーウエイト。
すべて、ぬくもりのある木で、できています。
この品々たち。いま、たたらが働いている「
オークヴィレッジ」のモノです。
100年かかって育った木は100年使えるモノに。
こんな合い言葉のもと、つくりだされたモノ。
ひとつひとつが、ほんとうにていねいです。
ユウとボクの仕事場で、たいせつに使わせてもらいます。
ほんとうにありがとう。
たたらからの手紙には…。
高山はおとといマイナス15度でした。
それでも今日は日中10度まで気温が上がり、
ぐんぐん雪をとかし、
ところどころ地面が見え始めました。
徐々にですが確実に春はやってくるのだと
希望を持てるようになりました。
とありました。
自然のなかで自分の手と体を使って、モノづくりをする現場にいる
彼のがんばりを思うと、ぼくのがんばりなんて、甘いなぁと思いました。
そして、たたららしい字が、びっしりとつまった便せん。
その最後に「遠く高山の空から大きなエールを送ります。応援してますよ。」と
いう一節がありました。
うれしいなぁ。そのエールしっかり受けとったよ。
なかなか会えないけど、こんど出会ったとき、
胸をはっていえるような仕事を
ぼくらもしていかなくちゃ、と思いました。