昨日は木曜日。ということで残業も10時で終了。
なぜなら、仕事の流儀を見なければならないから!
昨日は、棋士の羽生善治さん。
むかし、読んだ本か何かで、
「ひとつの手を打つのにも、千手先まで考えてながら打つ。」。
こんな話し(正確ではないけど)が書いてあったように記憶していたので、
いったい、どんなことを思い、どんな風にして生きてるんだろう
と思い、とっても興味がありました。
しかし、そんなことは過去のことでした。
いまは、もっと経験を重ねて、一手を打つのにも、
もっと大きなとらえ方をしていました(すげぇ)。
直感を信じるとも言ってはりました。
でも、当然ながら、当てずっぽうとかでは決してありません。
きっと夥しい数の勝負を積んできたことで得た
感覚(=直感)なのだと思います。
10代よりも20代。20代よりも30代…。
機敏な動きや瞬発力、記憶力などは、確実に落ちると思いますが、
経験を重ねることで、身につけられるモノは、確実に増えていると
ぼくは思います。
いまになって思えば、20代の苦労は、いま、生きているようにも思えます。
遠回りをすることの意味も、頭でだけ(心からは理解できてないと思う)、
分かってきたような気がします。
でも、いまのことが、これから先の40代、50代へもつながってるんだろうな。
そんな風にも思えます。
そう思うと、自分がどんな風に年を重ねていくのか。
とっても興味がわきます。
また、年を重ねると、見た目の動きこそ少ないモノの、
内なる動きは相当な増えていくんだと思いました。
その内なる動きと外の動きが、ともに穏やかなモノになったとき、
人間ができた!といえるのかも。とか思ったりして。
そんなことを思う、今日この頃である。