いまや動物園と言えば、登場してくる何かと話題の「
旭山動物園」。その集客力の秘訣って、なんなんだろうと思い、図書館で借りてきました。
単なる集客術だけでなく、きっと他の業種にもあてまはる本質がどこかにあるんだろうなぁと思ったのです。
今回、ぼくが読んだ
この本は、前半は動物園の紹介。そして後半が、廃園寸前だった状態から現在まで、その奇跡の大復活劇を記しています。
世の中には、この旭山動物園を題材にした本が数多く出されていると聞きます。ほかにもおもしろいのはあると思うのですが…。
この本の最大の特徴は、この復活劇を応援してきた方が記している点です。
わるく言えば身内びいきでしょうが、そんなことを感じさせるでもなく、
すんなりと気持ちよく読めました。
動物園のありかた、まだリスクに面したときの対応などなど。
動物園という枠だけでなく、これを一企業に置き換えて考えてみると、
いい経営パターン(ひろい意味で社員教育なども)の
参考になるんじゃないかと思いました。
でも、まぁ、自分のことに置き換えるのってけっこうむずかしいですよねぇ。