笑味の店の店主、金城笑子さんの思いを
伝えるパンフレットを
作成させていただきました。
はじめに開いたページには…
こんな言葉が綴られています。
むかし、むかしから、
大宜味村には、
どこよりもおいしい果実をつける
シークヮーサーの木がありました。
甘く熟した実は、
漁に出た男たちや、
学校帰りの子どもの
喉をうるおし、
食卓では、酸っぱい青果を、
刺身に、
ウサチー(酢の物)のお酢代わりに、
揚げものに、
肉料理に、
泡盛に、しぼって…。
大活躍しました。
洗濯などにも使われ、
暮らしのそばには
いつもシークヮーサーがありました。
そんな大宜味村には、
80歳、90歳になっても
畑仕事に精を出す
元気なおばぁたちが、
今もたくさんいます。
小さな畑と台所は、
毎日つながっています。
イーチョーバー、サクナ、ハンダマ、
ローゼル、ウッチン、シークヮーサー。
おばぁたちが季節のリズムのなかで、
ゆっくり育てている
島野菜のことを伝えたくて、
「ふぁる(畑)シリーズ」をつくりました。
笑子さんがつくられた、畑(大宜味の方言で「ふぁる」)シリーズの
加工品を使ってできる料理なども、紹介しています。
お買い求めは
笑味の店、
赤マルソウ、道の駅おおぎみ、
わしたショップ、
てぃーだショップなどで、どうぞ!
サイズは、A4。十字折りです。
イラストは、
ふりかけをご一緒してくださった大西さん、
そして
手手第二号の手手的広告を
描いてくださったmegumiさんです。
笑子さんのいつもの「やってみたらいいよ」の
言葉に励まされて、にんべんで、文章のほかに、デザインも
請け負わせていただきました。
いやはや緊張しました。
でも、笑子さんにはいつも新しいことへの
きっかけをもらっているように思います。
ありがとうございますの、
気もちでいっぱいです。