ワラビ、ゼンマイ、スギナ…。
大人になるまでシダ類のモノを食べることはできませんでした。
というか典型的な野菜嫌いでした。
が、結婚を機に食生活は、ずいぶん変わりました。
相変わらず生のトマトは、どんなにがんばってもダメだけど…。
その話はさておき。
昨日、シダ類のなかでも、沖縄でよく見かけるヘゴの芽採りに
おじゃましました。場所は、読谷の某所。
はじめて訪れる人は、必ず「読谷にこんなところがあるのー」と
びっくり仰天するほど、山深い場所です。
まるで西表を縦走しなきゃ出会えないようなところと
言うべきか。
(西表縦走は大学時代に、ワンゲルの合宿で行きました)
はるさー(畑人)の仲村くんの畑のひとつです。
あいにく小雨も降るなかでしたが、
逆にそれが涼しかったりもしました。
仲村くん、大将、はあこさん、ユウ、ぼくで、
ハヤトウリの芽を採った、セリをとったり、
芭蕉の幹を採ったり…
久々に脳みそが刺激されました。
蚊にも(ぼくだけ)たくさん刺されました。
長袖、長ズボンだったのに、顔がボコボコ…。
料理人大将(
小島圭二さん)は、いつもこんな風にして、
食材に接し、摘んでいるのだなぁと思う。
すごい人だ。そりゃおいしさも増すよなぁ。
写真は、ヘゴの幹の断面図。
すごい模様です。なんか異星人みたい。
それにしても、仲村くんは、いつ出会ってもいい顔をしています。
しかも、物知り! 笑顔がすてきなはるさーなのだ。