先週、図書館から、お願いしていた「本が届きました」と連絡をもらう。
それが「ことばになりたい」。
ANAの「いい空は青い」などを書かれた大好きなコピーライターのひとり
一倉宏さんによるものです。
ユナイテッドアローズの広告などにも使われていたコピーなども織り交ぜられた一冊。
以前に出版された「
人生を3つの単語で表すとしたら」もとってもよかったけど、今回もまた良いなぁ。言葉の力を感じました。
その日は、他にもいろいろ借りてきました。
その一冊が“磯崎新の「都庁」-前後日本最大のコンペ”。
この著者である平松剛さんが、以前(大阪で働いてた頃=社会人をしながら建築を学んでた頃)、書かれた“
光の教会―安藤忠雄の現場”も、相当おもしろかったので、読む前から期待大!
師である、丹下健三さんとの接点を「軸」に、話しは展開、と書くと、いかにも建築話ぽく感じますが…。特に、おもしろいなぁと思ったのは、磯崎さんの周りにいる人たちの様子。会ったこともない人たちなのに、その人たちの姿を、思わず想像しちゃうような描写がおもしくて、
一気に読みました。(450ページを越える本ですが)
これは光の教会のときも同じ!
とにもかくにも、本っておもしろいのだ。
ちなみに「光の教会」の方は、第32回大宅壮一ノンフィクション賞を
受賞されているとのこと。おもしろかったもんなぁ。
書名:
ことばになりたい
著者:一倉宏
出版:毎日新聞社
価格:1,680円
書名:
磯崎新の「都庁」-前後日本最大のコンペ
著者:平松剛
出版:文藝春秋
価格:2,300円