つくえにむかって集中することがむずかしい日もあります。
ってことで…。気分を割り切って…。読書しました。
でも「おぃ、読みたいだけじゃないのか」って突っ込みはやめてください(笑)。
ここ最近、興味がある内田樹(うちだたつる)さん。わかりやすい明快な文章と
考えるきっかけが、ちりばめられています。なので、読んでいるあいだに、自分
のまわりにある、いろんなことに置き換えて考える。そんなきっかけ満載。
今回読んだのは、これまた注目五重丸くらいの出版社である「ミシマ社」から、でている「街場の教育論」。
教育とはなんぞや。
学ぶってどんなこと?
知るってことは、なに?
また、なぜ政治家が「教育論」を、自身の施策に置くのか(言われてみたら、なるほど、たしかに!と思うことでした)。
そんなことが、内田樹ならではの言葉で、
語られています。
著書そのものは、神戸女学院大学での講義をまとめたものなので、
脱線(余談)もあるけど、非常にためになりました。
ぼく自身の日々の生活のなかで「学校教育の現場」というのは、
身近にはないのだけど、
やはり「教育」はおもしろいのかもって思います。
と、同時に、いま、たずさわっている仕事の、
あの案件の、あの事案について、疑問が沸々と…。
いま、学生なら「
16歳の教科書」。
いま、教員なら「街場の教育論」。
どっちもいいはずよー。
でも、実際の現場って、ほんとにすごそうだなぁ。
学校の先生ってすごい「仕事」だと、あらためて思いました。
書名:
街場の教育論
著者:
内田樹
出版:
ミシマ社
価格:1,680円
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それにしても、村上春樹さんの新書は、すごい売れ行きだそうで。
まだ手にしてはないですが(心おだやかに読みたいからね)、
あぁ、たのしみなのだ。
でも、そのまえに、内田先生の本を読んだら、ダンスダンスダンスを
再読(おそるべし
春樹再読熱)したくなりました。
そのワケは、街場の教育論を読めば、わかりますのです。